社友会ホームぺージ(HP)トップページのメインビジュアル(表紙の写真)を、写真部社友の寄稿作品が飾り始めてはや2年が経ちました。
皆さんがHPのトップページをじっくりご覧になる機会は少ないかと考え、昨年、2021年6月から1年間のメインビジュアルとそのオリジナル写真を四季ごとに分けて「ホームページを飾った作品のひとめぐり」としてご紹介しました。
今年は、2022年6月以降のメインビジュアルを下記テーマごとに3回にわたってご紹介したいと思います。
(作品提供・五十音順:柄澤美也子・北口マリ子・櫻井武行・白石寿太郎・田上あづさ・洪志東・薮中由利子)
1. 水の風景
2. 山の風景
3. 色づく風景
4. 街と建物の風景
5. 人のいる風景
6. 花と緑の風景
HPメインビジュアルは「4:1」の横長短冊型にトリミングして掲載していますが、トリミング前のオリジナル写真はどんなものだったのかも比較しながらご覧ください。
今回のテーマは「水の風景」と「山の風景」、お楽しみいただけると幸いです。
写真をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
松島湾の朝日を旅館の窓から撮影していると、人なれした早起き鳥さんが小首をかしげてモデルになってくれました(*^^*) 【田上 あづさ】
美瑛町白金の青い池とススキ 【2022年10月掲載】
「青い池」は1988年の十勝岳噴火後の堰堤に水が溜まったもので、水の青さと立ち枯れた木々の景観が人気の比較的新しい観光スポットです。 【白石 寿太郎】
南フランスニースの海岸 小高い所からの眺め、コバルト色の海と街のレンガ色の建物との対照が美しいです。 【柄澤 美也子】
元乃隅神社(日本の美しい風景31選) 【2023年1月掲載】
日本海の大パノラマを背に123基の鳥居が連なる圧巻の景色は「日本の美しい風景31選」に選ばれている。あの日到着すると、雨が止み虹も海に現れた! 【洪 志東】
スノーシューを履いて雪の上高地での撮影会。カメラの電池は寒いと消耗するので、撮影時以外はコートの中へ・・人も消耗するのでブランデーで暖を取りながら・・ 【田上 あづさ】
能取湖畔の卯原内サンゴ草(アッケシソウ)群落地) 【2022年9月掲載】
「サンゴソウ」とは塩湿地に育生する緑の草で、秋になると深紅の絨毯のようになります。北海道のオホーツク海沿いをサンゴソウを求めてドライブしました。 【白石 寿太郎】
西伊豆・堂ヶ島のホテルで夕日を一望したく、あの日直前に部屋のドアを開けてベランダに飛び出したら、何と窓ガラスに双日の景観が見られ、とても幸運でした。 【洪 志東】
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園 【2023年1月掲載】
姫路城を借景とした日本庭園の「好古園」。秋の紅葉が美しいお庭は、冬も見事な枝ぶりを池に映し魅了します。映り込みだけを撮影したので実像は想像してください。 【田上 あづさ】
大房岬は、南房総から三浦半島方面に突き出す岬。黒船来襲の時代から太平洋戦争まで、江戸/東京防衛の砦でした。広く東京湾を望む磯には釣り人の姿が見えます。 【白石 寿太郎】
太陽がちょうど山の空間に落ちるということで毎日待っている大勢の人々の姿が、自然とともに構図された景観を写真に収めた一枚。 【洪 志東】
緑がかった魅惑的な海に控えめな色合いのブイが平行に配置されて、横長のトリミングにマッチしました。カモメも良いアクセントになったと思います。 【田上 あづさ】
知床半島の西側となるウトロではオホーツク海に沈む見事な夕日が楽しめます。オリジナル画像では手前にウトロ湾の三角岩の先端が見えています。 【白石 寿太郎】
真夏の三浦半島沖の青い海を頻繁に通い合うカラフルな数万トン級の船。思わず商社パースンの本能で絵はがきのような景観を写真に収めたくなった一枚。 【洪 志東】
愛車「プリ坊」の最後のドライブでの記念撮影です。「東北のゆく夏を寂しがる・・」のイメージで撮りました。 【田上 あづさ】
原岡桟橋(全国でも数少ない木製の桟橋) 【2023年3月掲載】
南房総・富浦町にある原岡桟橋(岡本桟橋)は木製の桟橋。空気が澄んだ季節には対岸の富士山がくっきり見えます。夜は桟橋の電灯が灯ります。 【白石 寿太郎】
2018年の北京夏五輪のサブ会場として天津で建設された五輪体育館、冬の湖が寒い風で凍っている風景には凜々しさが感じられた。 【洪 志東】
第1章「水の風景」
日本は海に囲まれた自然豊かな美しい国ですから、「水の風景」の最たるものはやはり”海”になります。
四季折々、太陽の位置によって鮮やかに違う表情・色を見せてくれる海は格別で、感動して「誰かに見せたい!」「残したい!」と思う瞬間に事欠きません。
一方、森や草原の池や湖、街中や公園の小さな水たまりも楽しい被写体です。
ほんの少し見る角度を変えるだけで面白い映り込みの景色を見せてくれたり、風の有無で鏡のようにも光る宝石のようにも、冬には固まり、また結晶となり、全く違う姿を見せてくれます。
(田上 あづさ・1981年入社・東京都在住)
以前、江の島の撮影会で富士山を撮りたくて、何時間も待っていたのを思い出しました。この日は鎌倉、江の島を巡った夕方に富士山の雄姿が撮れてラッキーでした! 【薮中 由利子】
3枚の写真のパノラマ合成です。早朝の尾瀬ヶ原湿原に流れ込んでくる霧の様子に魅入りましたが、伝わるでしょうか。 【櫻井 武行】
4月の終わりに吉野山を訪れました。春霞にけぶる中、吉野杉の濃い緑と淡い桜色のコントラストがとても美しく感じられました。 【北口 マリ子】
山の稜線が幾重にも重なり合い、夕陽が美しい色のグラデーションを作り上げていました。 【田上 あづさ】
標高2,034mと美ヶ原高原の最高峰に位置する王ヶ頭。雪に覆われた木々の向こうに雪のない峰々が重なり合う夕刻でした。 【白石 寿太郎】
北アルプスの岐阜県にある笠ヶ岳山行は、豪雨となり避難小屋もなく苦しいばかりでした。笠ヶ岳小屋を目指している時、雨が上がり何と目の前の槍ヶ岳に虹が出ていたのです! 素晴らしいご褒美に感動しました。 【薮中 由利子】
美ケ原高原、美しの塔から見上げた王ヶ頭です。冬の厳しさ、真っ白な雪の中に建つ電波塔の姿が好きです。 【櫻井 武行】
屈斜路湖を800m強の眼下に見る津別峠は分水嶺であり、植生が変わる場所であり、町境でもあるそうです。夏は雲海の出現率が高いことでも有名です。 【白石 寿太郎】
静岡県の富士山に近い浜石岳の周りは、ミカン園が多くたわわに実ったみかんが美味しそうでした。ここでは、みかんと富士山を一緒に撮りたいと思いました。 【薮中 由利子】
箱根駒ケ岳ロープウェイ駒ケ岳頂上駅から見上げた箱根元宮の鳥居と社。緑と青の対比の美しさと共に印象的でした。 【櫻井 武行】
大山登山開始、早朝の靄のブナ林にて 【2023年4月掲載】
ブナ林が大好きで、特に早朝の靄のかかった時にそこを通過できると嬉しく、本当は止まってゆっくりしたいと感じます。山行ではそうもいかず、せめて写真を撮れるのがありがたいことです。 【薮中 由利子】
第2章「山の風景」
どんな山に登っても頂上に立った時に富士山が見えると「あ、富士山だ!」と感激します。日本で一番高い山、あの優雅とも思われる姿がやはり魅力的です。アルプスなど日本の高山といわれる山の頂上からでも、遠くに富士山が見えた時の感動は特別のものです。そんな時カメラのシャッターを切りたいと思います。
都会に生活していると、大自然の森、海、山、川や湖などにいつも接していたいと願うのではないでしょうか。富士山に限らず自然の織り成す山と雲、山と森、山と花などは、いつも見ていたいと思う題材です。
次回は、「色づく風景」、「街と建物の風景」、「人のいる風景」をお届けする予定です。どうぞお楽しみに♪
2022年に掲載した「ホームページを飾った作品のひとめぐり」シリーズのバックナンバーは下記にてご覧いただけます。
〇「夏の部」(2022年6月22日掲載):
https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-760.html
〇「秋の部」(2022年8月2日掲載):
https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-775.html
〇「冬の部」(2022年9月16日掲載):
https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-785.html
〇「春の部」(2022年10月18日掲載):
https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-789.html