3月トップ作品・作者のひとこと

各月ごとの写真は季節を感じさせるものばかりで、コロナ下外出も思うようにできない方には、良い息抜きになると思います。
日本の自然や風物詩を思い出して楽しんでいただけるなら、寄稿する甲斐があります。
これからもできるだけ多くの季節の便りを寄稿できるように頑張ります。

（北口 マリ子・1972年入社・東京都在住）

鶴生田川の鯉のぼり

館林市鶴宇田川で泳ぐ鯉のぼりは5000匹以上、ギネスの世界一認定だそうです。吹く風と共に、近くから遠くに彼方から此方に、鯉たちが身を翻していくさまは見事です。【白石 寿太郎】

石神井川の桜

石神井川の両脇は桜が続いています。川の水面が陽の光でキラキラと輝き桜も美しく映えてます。【柄澤 美也子】

新赴任地となった天津の眺望

20数年ぶりに再出向した先、天津市。大変貌した町の風景ではあるが、その悠長で、のんびりの性格は以前と変わらない。常宿が水上公園に面しているおかげで、夕日に染まる湖面がストレスを吹っ飛ばすほどの力を感じさせてくれている。【洪 志東】

三渓園

神奈川の桜の名所でもある三渓園。定番撮影スポットからの桜です。満開の時期には多くの写真愛好家がカメラを並べており、そんな人たちの中で撮った一枚です。【櫻井 武行】

諏訪立石公園からの桜とアルプス連峰

湖面の御神渡りや諏訪大社の御柱祭で有名な諏訪湖周辺での桜です。遠くの山の残雪の風景と桜に惹かれました。【田上 あづさ】

4月トップ作品・作者のひとこと

コロナ禍のため撮影旅行もなかなかできずフラストレーションを溜めている写真部部員にとって、社友会HPのメインビジュアルに作品を提供することは喜びになっています。ただ、画面の制約でHPに掲示できるのはオリジナル作品の上下の2/3を切り捨ててトリミングした短冊型。今回の企画で「オリジナル」も見ていただけたのはさらに嬉しいことでした。
この鯉のぼりの写真は、「日本の美しい風景」を紹介する2010年の丸紅カレンダーに採用されたものでした。私にとって特別に感慨深く思い出される作品です。

（白石 寿太郎・1978年入社・東京都在住）

シルクロード

シルクロード・青海の大柴旦にある翡翠湖は海抜3,148ｍの高地。塩や金属鉱物が多く含まれるため、青とブルーと白の主色が交互に現れ、降雨量と蒸発量によって見る時期によって色が変わり、翡翠のような貴重で美しい風景があちらこちらに見られます。【洪 志東】

手賀沼の畔の新緑の道～My Walking road～

手賀沼の畔のしらかしの木（どんぐり）の遠近感、自転車の勢いを感じます。この位置が大好きな私は、ここを毎日ウォーキングしています。
100枚位撮ったうちの一枚です。【薮中 由利子】

紫陽花の淡手まり

印旛沼の南に位置する「野鳥の森」での1枚です。紫陽花の淡い色が重ねり、バックが暗く落ちるようなアングルを選びました。「淡手まり」のタイトルでコンテストにも応募した作品です。【白石 寿太郎】

毛越寺近辺

池に映る緑とお堂の、静謐な雰囲気に心を奪われました。【田上 あづさ】

旧古河庭園

大きな一輪の薔薇の花も素敵ですが、小さな花がこんもりと咲いているのも可愛いです。【柄澤 美也子】

北の丸公園

北の丸公園の中にもみじの木を集めた一角があります。紅葉の季節も良いのですが、この新緑の季節も好きです。機会があると寄って撮るのですが、なかなか雰囲気を感じられるものが撮れません。これはいかがでしょうか。【櫻井 武行】

5月トップ作品・作者のひとこと

人生に一度は行きたいシルクロード。上海から約3千キロ離れる大西北。
平均海抜3千メートルに点在する雄大で特異で詩情と歴史物語に彩られる世界には、軽量のソニーのコンパクトカメラのみを携行しドローンも一眼レフも持参しませんでしたが、最終的には自分の足で歩き自分の目で見ることでしか感じられないものが余りに多いことを悟りました。
この翡翠湖は青海の大柴旦にあり、海抜3,148ｍの高地に位置します。塩や金属鉱物が多く含まれるため、青とブルーと白の主色が交互に現れ、降雨量と蒸発量によって見る時期によって色が変わり、雪山や白い雲を背景に翡翠のような貴重で美しい風景があちらこちらに見られます。
カメラでは表現の力が足りないことを感じるほど‥。行けばきっとあなたも魅了されることでしょう。

（洪 志東・1996年入社・中国・天津在住）