社友写真部員の寄稿作品が、社友会ホームぺージ(HP)トップページのメインビジュアル(表紙の写真)を飾り始めてはや5年めに入りました。毎月10日頃にメインビジュアルの作品を差し替えるべく、部員各人がその月に相応しい作品を選び、HP画面に収まるようにトリミング(画面の切り取り)して寄稿しています。
深川撮影会(2025年2月2日)
皆さんにHPのトップページをじっくりご覧いただける機会は少ないでしょうから、毎年前年度のメインビジュアル作品を「総集編」でご紹介してきました。2021年度分は「春/夏/秋/冬」、2022年は「被写体テーマ別」、2023年は「列島・北から南へ」。そして今回は2024年度(2024年4月~2025年3月)のホームページを飾った作品を3回にわたってご紹介いたします。ファインダー越しにシーンを切り取り、さらにHPのために「4:1」の横長短冊型に切り詰めた「作者の視線」にフォーカスして、その狙いや考え方も掲載させていただきますのでトリミング前のオリジナル写真と対比しながらご覧いただけると幸いです。
* 作品提供: 柄澤美也子・北口マリ子・櫻井武行・白石寿太郎・田上あづさ・中里美恵・中重賢治・洪志東・藪中由利子(五十音順)
写真をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。写真下の「作者のひとこと」にもご注目ください。
種類が豊富で色とりどりのつつじが有名な根津神社。長く連なる赤い鳥居も印象的でした。実は少~しだけ画面を傾けて、斜めに横切る鳥居が多く画面に入るようにトリミングしています。
写真部の鎌倉・江の島撮影会での一コマです。一日中歩き回りくたびれましたが、最後に素晴らしい夕景のご褒美を頂けました。
茨城県の二本松寺、紫陽花で彩られた花手水です。珍しい花弁の形や色の紫陽花が数多く栽培されている、素敵なお寺でした。
アプトの道は群馬県安中市にある鉄道遺産で、廃線跡を利用した遊歩道になっています。重要文化財にも指定されている煉瓦造りの碓氷第三橋梁(通称・めがね橋)の迫力を写し撮りたいと思い、青空の下から仰ぎ見るように撮影しました。
世界各地で紛争が繰り返される中、平和への祈りがより強くなります。この写真はどうしても8月に掲載したいと思い、寄稿しました。
標高1,400m、山形県の月山八合目にある阿弥陀ヶ原湿原は日本でも有数の高山植物の宝庫です。訪れた9月は花のシーズンではありませんでしたが、清々しい天空の楽園を楽しむことが出来ました。濃紺の水の色も神秘的だと思いませんか?
岩手県小袖海岸の岩礁は豊かな海の幸を育ててきました。この小袖海岸は海女の北限として知られ、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台にもなりました。厳しい環境の岩の上で育つ植物の生命力には感動します。
九品仏浄真寺の紅葉と鐘楼 【2024年11月掲載】
東京都世田谷区の九品仏浄真寺を、写真部の撮影会で訪れました。都心でこれほど見事な紅葉を見ることが出来るとは・・・黒い鐘が紅葉を引き締めてくれる場所を探して切り取りました。写真部では色々な見どころを教えてもらえるので楽しいです。
Otemachi One Christmas ランタン 【2024年12月掲載】
トリミング前のオリジナルには、丸紅のビルも写っているのですが・・・
寒い季節ですが、ランタンの暖かい光はホッとします。
東京ドイツ村のウィンターイルミネーション 【2025年1月掲載】
千葉県(!)にある「東京ドイツ村」のウィンターイルミネーションです。広大な敷地を埋め尽くす色とりどりのライトは空気が澄む寒い冬に映え、人々が集まります。
光源院は京都の相国寺の塔頭寺院で、「京の冬の旅」特別公開で訪れました。最近はやりの「花手水」。”撮らされている感”はありましたが、美しいものは美しいものとして素直に撮影しました。
早咲きの桜とミモザのコラボレーションが美しい東京都台東区にある蔵前神社。昨年の3月に掲載した作品は桜とミモザの競演でしたが、今回はミモザだけにしてみました。黄色が映えるように、バックが暗い場所を探して撮影しました。
2021年3月末に定年退職した時は、「勤続年数」>「写真部員年数」でしたが、現在は「勤続年数」<「写真部員年数」になりました。退職後も部員として参加させていただき、会社には感謝しています。社友会HPには退職後の6月から作品を寄稿しています。コロナ禍で外出もままならない中、自宅で過去の作品と向き合い4:1の横長にトリミングする作業はとても楽しく、また勉強にもなりました。なるべく日本の四季を感じさせる作品を選んでいます。基本的には撮影月=掲載月ですが、別の季節を感じたものは、その“感じる季節”の月を優先して寄稿しています。
22/04/02撮影。お花見で、千鳥ヶ淵、北の丸公園を巡った帰り竹橋に向かう途中で撮ったものです。本来は、同じお花見帰りの(?)人たちと桜を狙ったものですが…
06/05/05撮影。ここの芝桜が有名になり始めた頃のものです。3枚の写真を合成しています。
16/07/26撮影。ありふれた花ですが結構好きな花です。モンシロチョウは最近あまり見かけなくなったような…少しさみしいですね。
箱根ピクニックガーデンゆり園 【2024年7月掲載】
04/07/18撮影。普段は広場が広がっている場所(だったと思う)が一面のユリに。壮観でした。今はどうなっているのでしょうか。
24/07/28撮影。写真部撮影会で撮ったもの。ハチは次の花を目指して飛んでいったのでしょうか。これは掲載月と同年前月撮影のもの。締切を14分ほど過ぎての送付でした。
20/10/02撮影。私の家からそう遠くはないと、紹介されたお寺。掲載月の9月ではなく10月撮影です。彼岸花はやはり9月、ということで…。ここは車のディーラーの近くでもあり定期点検の帰りなど、その後、彼岸花の季節だけでなく時々訪れています。
11/10/28撮影。ここは好きでよく行ったところで、普段は写真にもありますように草原です。このときは台風で幻の小田代湖が出現したとの報道を見て(だったと思う)撮りに行ったものです。
19/12/03撮影。ここは定期検診の帰りに毎年訪れるところ。これも11月ではなく12月撮影。イチョウの黄葉といえば11月ですがこれは12月。このときは少し遅めと感じますが、最近は12月でも十分に見られるようになってきていますね。
24/11/26撮影。これも12月ではなく11月の撮影です。サンタさんはやはり12月ですね。サンタさんはこれだけではなくもっと多く展示されており、みんな可愛いもので迷いましたが取り合えずこの一枚としました。
24/01/05撮影。以前見せていただいた写真にあったこのねぶた。いつか見てみたい、撮ってみたいと思っていましたが、別用(テニス)で出かけた帰りにこの時間なら行けるのではないかと思い、行って撮ったもの。ついでに、と言うにはテニスの世田谷から自宅の横浜を通り過ぎ寒川までとちょっと無理がありますが、これほどではありませんが今回出していただいた写真13枚の大半はついでの写真です。
11/01/22撮影。散歩の途中で撮った鳥、ジョウビタキというそうです。春を呼ぶ鳥と書きましたが秋から冬に飛来する冬鳥だそうです。でも、いい感じに撮れました。
18/03/04撮影。ダイアモンド富士が見られるかもしれない、と企画された撮影会の帰り、「岩本山の梅」という言葉を聞いていたので探して行ったときのもの。なんとか梅と富士山が撮れました。
16/03/05撮影。房総での撮影会の時のもの。きれいな花を多く撮りましたが、4:1 の画角に収めるには難しそうなものばかり。結局この写真に落ち着きました。
昭和47年度機械第二本部入社です。その後現在の情報企画部に異動。退職後、当時情報企画部の部長でもあった写真部の部長に誘われ、入れていただいたことが写真に対する取り組みを変えてくれました。これまでに掲載していただいた写真は原則掲載月と同じ月に撮影したものを選んでいます。掲載月と違うものもありますが、その場合も掲載月の前後の月で、掲載月により近い日のものを選んだつもりです。
扇状に広がった緩やかな斜面に広がる椚平の棚田。稲刈りのシーズン。収穫された稲を干す杭掛けと、刈り取られた田、稲穂、秋の実りです。
めがね橋を下から撮影。橋上の人を入れることにより橋の大きさを表現しつつ、バックの青空と紅葉のバランスも意識しました。
京都府丹後半島の北東部に位置する伊根は舟屋が知られています。海に面した建家が連なり、そこにちょうど船が来たところを撮影できました。穏やかな海と赤い灯台、後ろに連なる山々の景色も気に入っています。
早春の訪れを告げるろうばいの花。香りも良く青空に蝋細工のような黄色の花が映えて寒い季節に楽しませてくれます。
ニセコアンヌプリ山の裾野に広がる広大なスキー場。パウダースノーの雪面に描かれたシュプールとスキーヤー、ゴンドラ、リフト、全てを一枚に。
倉敷川沿いのレトロモダンな建物とライトアップされた傘が美しかったのですが、色とりどりの傘をメインにしてみました。
ボホール島の西に位置するカビラオ島、趣味のスキューバダイビングで訪れました。刻々と変化する素晴らしい夕景に心躍らせ、何枚か撮影した中での一番を選ぶのが難しかった一枚。
初めて写真部の活動に参加したのは1983年5月のディズニーランド一般参加の撮影会でした。同期に誘われディズニーランドが主目的の参加でしたが、その後講師の方や先輩、周りの部員の方々に色々教えていただきながら、写真の楽しさ奥深さを知り現在に至ります。時代はフィルムからデジタルへ、携帯で気軽に撮影したり、写真データの加工もできるようになりましたが、私のなかで素敵な瞬間を残したいという思いは変わりません。心が動かされる一瞬を求めて、退職時に購入したカメラを相棒にこれからも元気に活動していきたいと思っています。
2024年に掲載した「3年めのメインビジュアル」のバックナンバーは下記にてご覧いただけます。
【北海道・東北・北関東 編】 (2024年4月22日掲載):
https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-931.html
【南関東 編】 (2024年6月7日掲載):
https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-937.html
【東京 編】 (2024年9月2日掲載):
https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-999.html
【中部 編】 (2024年10月7日掲載):
https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-1004.html
【近畿・中国・海外 編】 (2024年11月18日掲載):
https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-1028.html