お知らせ

2023年08月25日 お知らせ

MS web ホームページニュース(2023年8月号)を発信しました

MS web ホームページニュース(2023年8月号)
丸紅社友会ホームページ編集委員会
https://www.marubeni-shayukai.com/

 言うまいと思えど今日の暑さかな。作者不詳のこの名句?の通り、口に出しても全く詮方ないのに、今年の夏は、人と話すたびに、あるいは独りでいる時でさえ「暑い!」が口を衝いて出てしまいます。今年のような辛い暑さを表す言葉を歳時記で確かめてみると、大暑、猛暑、極暑、酷暑、炎暑、煩暑、などとあり、中でも溽暑(じょくしょ)という言葉は蒸し暑さを言うようなので、日本の夏には一番ふさわしいかもしれません。事実、日本の夏の辛さは温度よりも湿度によると言っても過言ではなく、例えば35℃あってもカラッと乾いていれば辛いとは感じず日陰に入れば心地よいものですが、今夏の暑さは溽暑を先頭に先に挙げたもろもろの暑さが束になって襲ってきている感じなのが耐えがたく感じられます。

 念力のゆるめば死ぬる大暑かな  鬼城

 この高名な俳人の句のようにそれこそ「死にそうに」暑いのを気力で持たせているようなものです。
 「心頭滅却すれば火もまた涼し」と、言いながら火を放たれた山門で従容として死に就いた偉い禅僧の話もありますが、凡人の悲しさ、心頭など簡単に滅却できるものではありません。何とか乏しい念力を振り絞りながら涼しさを待つしかなさそうです。
 なお、意外と思われる方もおられるでしょうが、「涼し」は「暑し」と同じく夏の季語です。本来暑中に感じる涼しさが本当の涼しさということかもしれません。
 昔は、昼間暑くても夕方になるとザーッと夕立が来て、これが上がると何とも言えない涼しい風が立ったものですが、この風情ある夕立も一向にみることができません。暑中の涼を待望するや切。
 愚痴っぽくなってしまいましたが、この暑さの中でもこれにめげない方々が、現役の皆さんはもとより、高齢者揃いの社友会にも少なからずおられて、仕事や趣味の活動などに元気に取り組んでおられる様子なのが素晴らしく、敬意を表します。
 本ニュースでもその一端を感じていただくことができると思います。

1.ごあいさつ
・丸紅社友会代表幹事就任ご挨拶
 6月29日に逝去された齊藤前代表幹事の後を受け、代表幹事に就任された葛目 薫さんのご挨拶です。
 葛目さんは1977(昭和52)年入社で、2022年度から社友会幹事を務められており、その際のご挨拶
 では駐在されていたタイのことを綴られていました。また齊藤前代表幹事のご闘病中は代表幹事代行
 を担っておられました。今回の代表幹事就任ご挨拶では、会員に高い関心を持って参加いただける
 社友会活動を目指すと所信を述べられています。
 https://www.marubeni-shayukai.com/greeting/representative_greeting/entry-857.html

2.行事報告
・2023年7月度九州地区社友会例会(総会)
 7月26日(水)に3年半ぶりの開催となった九州地区例会(総会)の報告を幹事の玉置 貞義さんが
 寄稿くださいました。25名の方が集われたそうです。社友会役員会の報告も丁寧に記されています
 ので皆さんにもご参考になると思います。和気あいあいとした会食や恒例の「祝いめでた」の様子の
 写真も添えていただきました。次回行事は、10月に九州支社の新オフィスのお披露目を兼ねてビア
 パーティーを開催予定とのことです。  
 https://www.marubeni-shayukai.com/event/event_report/entry-859.html

3.社友のお便り
・2年めのメインビジュアル(第1章「水の風景」、第2章「山の風景」)
 本ホームぺージ(HP)トップページのメインビジュアル(表紙の写真)を、写真部社友の寄稿作品が
 飾り始めて2年が経過、今回は2022年6月以降のメインビジュアル作品がテーマごとに紹介されます。
 3回にわたる作品集の第1弾は「水の風景」と「山の風景」。メインビジュアルは「4:1」の
 横長短冊型ですがトリミング前のオリジナル写真と合わせて掲載していますので、写真をクリック
 して大きな画像でお楽しみください。作者の皆さんの「ひとこと」も添えていただいています。
 https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-858.html

4.同好会・グループ
・青葉会(第446回 句報・句会報)
 6月22日(木)に、三軒茶屋で10名が集われて開催された青葉会の句報・句会報です。
 今月の互選句トップ3は次の作品でした。いずれも選者の選ともなった作品です。
 「葭切や蘆辺にみづく捨小舟」「お別れは木の教会で野薔薇咲く」「居間客間干場となりぬ梅雨の空」
 今回は佳句が多く得票数がばらけ、会員から選句に苦労したとの感想も寄せられていたそうです。 
 8月は猛暑に鑑みてコロナ禍時に実施したWEB句会で開催されるとのこと、工夫されていますね。
 https://www.marubeni-shayukai.com/group/aobakai/entry-860.html

 丸紅ギャラリーでは9月12日から10月14日まで「濱野年宏 伝統と現代のハーモニー 聖徳太子絵伝四季図大屏風(中宮寺蔵)と新作」と銘打った企画展を開催します。
https://www.marubeni.com/gallery/exhibition/
 社友の皆さんは無料で入場できますので、お出かけになってみてはいかがでしょう。
 とはいえ、東京の猛暑日日数は1875年に統計を取り始めてからの過去最多を更新しています。皆さんくれぐれも暑さ対策を怠らないようお願いいたします。

丸紅社友会ホームページ編集委員会