中学時代、四国の剣山や、北アルプスの徳本峠から蝶ヶ岳・岳沢からの前穂高など歩いた。高校大学では山岳部に入り1年の半分は山で過ごした。日高の沢・南アルプスの沢・大峰大台の沢など沢登りに夢中になった。大学時代にはパキスタンの7,500m峰、丸紅に入社後にはネパールの8,500m峰の遠征メンバーに選ばれたがいずれも現地の国境紛争のため断念した。
海外山行が実現したのは、高峰に登る技術も体力も弱くなった引退後であった。2007年雲南と四川のチベット文化圏へ、その後毎年インドのラダック・ザンスカールやネパールの山々へ出かけている。
国内の山行も続けているが留守本部をしてくれるのは学生時代の山岳部同期の酒井尚平さん、海外山行はリーダーを頼んでいる元気な山岳部後輩の阪本公一さん、共に丸紅社友である。感謝に堪えない。
※写真はいずれも、阪本公一さん(社友)をリーダーとする70歳前後の数名のメンバーと2008年から2009年にかけて3回遠征した時の撮影(クリック拡大)。
谷口 朗(神奈川県川崎市)