作 者: 門馬 喜夫
作品名: ジャックの塔 -横浜市開港記念会館ー
作者の一言:横浜開港50年を記念して大正6年に建設された建築物で。現在は公会堂をして利用されているが、塔の高さ、壁のレンガの風合い等を感じていただければありがたい。
作 者: 石川 雄彦
作品名: 骨まで愛して
作者の一言:牛頭骨がこれほど大きく長いものとは驚きでした。よい言葉が浮かばず昔の歌の文句を思い出し画題としました。付けてみると牛君がそう歌って嘆いているようで面白いです。
作 者: 伊東 政朗
作品名: 雪原(白馬村)
作者の一言:一昨年11月白馬村に下見に行き、昨年(2013年)2月雪が積もっている風景をラフスケッチしてきました。寒くて油絵などはとうてい描いていられません。でもお陰様でまずまずの絵になりました。
作 者: 荒木 孝治
作品名: FRIGILIANA (スペイン 南アンダルシア)
作者の一言:スペインで一番美しい村と言われる南アンダルシアのフィリフィリアーナを訪れた時の絵です。白い家に魅せられ白を強調するために、まず家を黒で塗り、乾いてから白を塗ることにして完成させました。
作 者: 池田 広子
作品名: 静物
作者の一言:昔Londonで陶芸を習っていた先生の作品の水差しを描きました。萩焼に似た作風の普段家で重宝して使っているものです。台所にあった蕪と玉葱を合わせて相変わらずの静物画です。
作 者: 今泉 忠雄
作品名: ロンドンのパブ
作者の一言:昨年春にロンドンのコベントガーデンの近くの店で一休みした時、前のパブをスケッチしました。黒塗りのパブにロンドンの街の風情を感じたので、油絵に仕上げました。好きな佐伯祐三の絵が脳裏をかすめたからです。
作 者: 植村 文昭
作品名: 晩秋
作者の一言:京都・泉涌寺の塔頭に散敷いている落葉が綺麗だったので描きました。油彩には洋館建の方が向いていると教わったのですが、浅井 忠に見習い、房総、筑波や秩父の田舎を描きたいと思います。
作 者: 小川 邦夫
作品名: 路地の春
作者の一言:わが家は郊外住宅地にあり、まだあちらこちらに農家が軒を連ねています。農家の路地に色とりどりの花が一斉に咲いていたので、それを絵にしました。農家の趣味で1,2本ずつ違った花樹を植えたようです。
作 者: 大野 純生
作品名: 裸婦
作者の一言:絵を始めた時、ヌードは最低10年はかかると先生に言われました。今回が10年目の作品です。ダビンチはモナリザを何10年もかけ100回以上の加筆修正をして、いまだ未完成と言ったそうです。
作 者: 酒井 美明
作品名: まあるくなった
作者の一言:満場一致は嫌いです。何か背後で話し合いができている雰囲気があります。レストランで注文する時「私もそれ」と同調する女(男でも)も嫌いです。他と違うことが面白いし楽しい。そんな作品です。
作 者: 関 哲
作品名: シェナ午後4時
作者の一言:シエナの街をあてどなく歩き回っていた時にふと見つけた誰もいない街角です。
作 者: 竹村 克彦
作品名: 猿江公園の魔女(witch)たち
作者の一言:絵画教室の先生が、「文人画みたいですね。」と誉めて(?)くれました。絵は下手だが、どこか面白いところがあるという意味だと勝手に解釈しています。
作 者: 関谷 晃
作品名: ボデガベイ(カリフォルニア)
作者の一言:サンフランシスコの北に位置する、ヒッチコックの映画“鳥”のロケーションです。スケッチを基に油で挑戦してみました。
作 者: 永井 好子
作品名: チャタヌーガの秋
作者の一言:日本と同じ四季のあるアメリカテネシー州チャタヌーガのおだやかな秋の風景です。
作 者: 永島 胤明
作品名: 上高地田代池
作者の一言:大正池から河童橋方面へ散策する途中で小さな池を見つけ、その静かな佇まいに暫く時を忘れました。その感動をうまく表現できたかどうか。
作 者: 中島 孝雄
作品名: マルセイユ
作者の一言:数年前に南仏を旅行した際にマルセイユ旧港と、それを見下ろすように建つ白亜のノートル・ダム・ド・ラ・ギャルド寺院の景色をスケッチし、油絵に仕上げました。
作 者: 西江 広之
作品名: 清流の音色
作者の一言:澄み切った雪解けの流れは、育った信州の代表的な景色です。この澄み切った空気の感触をも描きたかったのですが、欲張りすぎて中景の林を強くできなかったのが残念です。此れからも清流に注力したく思っています。
作 者: 山下 憲吾
作品名: LADY RICH IN ATOMOSPHERE II
作者の一言:カジュアルウエアーのモデルさん描いているうちに、ふといたずら心から顔の印象をがらりと変えてみたくなり、雰囲気に富んだ女性の顔を勝手にイメージして描いてしまいました。モデルさん 御免なさい。
作 者: 山家 隆雄
作品名: 奥入瀬千筋の滝
作者の一言:奥入瀬の渓流沿いにある、目立たない小さな滝、緑の葉の額縁に収まった姿がいい。夏には水が涸れることもあるようですが、木漏れ日の中でキラキラ光る滝水が歩き疲れを忘れさせてくれた。
作 者: 酒井 尚平
作品名: 根岸の工船
作者の一言:3.11以来、火力やバイオ発電所を見ている。エネルギーを作るのは大変だと思う。根岸には、それを実感したくて出掛け、何回も描いた。絵の船は発電原料に関係するらしい。異様な対象を、不思議な目で表現したつもり。
作 者: 有坂 進二
作品名: 夕映えのアイガー
作者の一言:Eiger(3,970m)の中腹Eigergletscher(2,320m)から約3時間のトレッキングを楽しみ、ホテルで汗を流し、ベランダから落日に燃えるアイガーを眺めながらのビールの味は格別だった。
作 者: 岩下 隆子
作品名: 池畔水映
作者の一言:9月の初めでまだ暑さが残り、日陰を求めて場所を決め描き始めましたが、蚊に悩まされました。東大三四郎池です。
作 者: 熊野 享
作品名: 午後のひととき
作者の一言:写実の人物画は、ごまかしが効かないので、何度描いても難しい。だから、何度でも挑戦したい。
作 者: 軍司 晃男
作品名: ポンペイ遺跡
作者の一言:昨年春、絵の仲間と出掛けた南イタリア旅行で、立ち寄ったポンペイ遺跡を見学し、時間がとれ、2000年前のポンペイ市の火山灰で埋もれた風景を描きました。光の明暗がはっきりしていて綺麗でした。
作 者: 本田 忠生
作品名: 腰越漁港
作者の一言:初秋の腰越漁港で早めに名物のシラス丼を食べ、港に佇んでいると、係留された漁船の遠くに富士、近くに江の島が淡く浮かんでいました。この景色を淡い色調で描いて見たいと筆を取りました。
作 者: 宮崎 君俊
作品名: 小田代ヶ原の草もみじ
作者の一言:奥日光の草もみじは 初めて見ました。本当に美しい景色です。しかし見頃は僅か3~4日間と思います。
作 者: 山田 二郎
作品名: 薔薇の咲く頃(迎賓館界隈)
作者の一言:逆光快晴の下で描いた本作品とこれより10日前に順光薄曇の下で描いた作品を出品しましたが、こちらの方が新緑の美しさをより鮮列に表現出来たと思います。場所は港、千代田、新宿の境界に跨るユニークな處です。
作 者: 渡辺 夏江
作品名: ヴァイオリンの稽古
作者の一言:人物を描くに際して心掛けることは人体のバランスが一番と考えデッサンしますが、とても難しく、広い会場で視ると欠点ばかり目に付いてしまいます。
作 者: 當麻 敬子
作品名: 林檎酒
作者の一言:ちょっとお洒落な酒屋さんに入って素敵な瓶のリキュールを見付けたので思わず買ってしまいました。瓶の中の林檎酒はどんな味か楽しみしています。私のイメージがこの絵で皆様にお届け出来れば幸いです。