作 者: 有坂 進二
作品名: 白糸の滝
作者の一言:早朝に訪れたため観光客はゼロ。富士山の雪解け水が伏流となり、岩盤の隙間から幾筋もの滝となって飛沫を挙げながら静寂を破り絶えることなく音を立てて流れ落ちていた。
作 者:岩下 隆子
作品名:ひとやすみ
作者の一言:手にとったことのない楽器なので様子がつかめず苦労しました。
作 者:熊野 享
作品名:ピエロのトリック
作者の一言:ピエロの実物モデルは絵画教室に現れましたが、背景なしでは絵としてつまらないので、図鑑などを参考に、適当にアレンジしました。
作 者:當麻 敬子
作品名:夏の思い出
作者の一言:麦わら帽子と籠とおもちゃを描きましたが、題材がそれぞれ質感が違うので難しかったです。特に籠を描くのに苦労しました。麦わら帽子は気に入っていて夏の思い出と題名をつけました。
作 者:中郷 雅幸
作品名:フラダンス
作者の一言:今回は私が苦手とする人物表現に挑戦しました。家内がフラダンスを趣味にしているので、モデルになってもらいました。顔は全然似ていないのですが、体の動きはよく表現できているねと褒められました。
作 者:中重 賢治
作品名:薫風の散策
作者の一言:若葉の季節を迎え足早に春から初夏へと向かう。郊外に出れば印旛沼疎水路がゆったりと流れる。眩しい日差しの下、遊歩道を軽やかな足取りで若いペアが通り過ぎて行く。「お弁当を何処でとる?」和やかな会話を川面からの薫風が運んでくる。
作 者:本田 忠生
作品名:暮れなずむウルル(オーストラリア)
作者の一言:一昨年12月の豪州旅行で訪れたエアーズロック(ウルル)の素晴らしい夕景と、この絶望的な環境の中で2万年以上生き延びてきたアボリジニーの圧倒的な生命力に感銘を受け、ウルルのオーラに挑戦しました。
作 者:山田 二郎
作品名:語らい(清澄庭園)
作者の一言:この作品は、手前の二羽の鴨の位置と水面に動きが出るように苦心しました。よく見ると『料亭』の中のお忍びの?お二人の語らいにもご注目を!!
作 者:渡辺 夏江
作品名:チェロの稽古
作者の一言:弦楽器はどれもフォルムが微妙でとても難しいもの。とはわかってはいても、モデルさんが演奏するのは選べずいつも苦労する。何度も描いているが満足出来る作品は未だ経験なし。むずかしい~
作 者:伊東 政朗
作品名:安曇野風景
作者の一言:日本山岳画協会80周年記念展が安曇野山岳美術館で7月下旬から11月9日まで開催されました。その撤収に参加した後、大町周辺から爺ケ岳を望む安曇野の田園風景を入れた写生をして帰ることが出来ました。
作 者:酒井 尚平
作品名:剱岳と散居村
作者の一言:北陸新幹線で、富山が近くなった。学生の頃に登った剱岳をスケッチしようと二回出かけた。立山清流を集める常願寺川近く、高い建物の上から素描し、ドローンに乗ったつもりで高度から俯瞰する絵にしてみた。試作を重ね、三作目。山腹の緑青と水田に映る薄紅をポイントにしたつもり。
作 者:門馬 嘉夫
作品名:旧竹橋本社ビル(8版、26色)
作者の一言:約40年近く過ごした時代の楽しかった事、苦しかった事が詰まったビルが建て替えられると聞き、作品にしてみました。見る人にそれぞれの思いがよみがえれれば幸いです。
作 者:軍司 晃男
作品名:オビドス城
作者の一言:ポルトガル・首都リスボンの北80kmにあるオビドス「谷間の真珠」と呼ばれ、早朝一人で城壁を描いているとイギリス家族が覗き込み、この城の話が出来たこと懐かしく。
作 者:関谷 晃
作品名:思い出のワンショット
作者の一言:半世紀前のアメリカ西岸での旅のスナップ写真を、思い出にと鉛筆画にしたものです。お世話になった家族を自分が撮ったもので、絵には自分も創作で加えました。
作 者:柳田 祥子
作品名:年賀状イラスト
作者の一言:娘が小学2年生のとき飼い始めたヒヨコが2羽、私を親と勘違いして育ちました。甘えることを覚え可愛がりながら育てきれず、農家に引き取ってもらいました。精いっぱい、啼いている線画に彩色しました。
作 者:石川 雄彦
作品名:お掃除しましょう
作者の一言:4歳の孫が近くの公園でたまたま見つけた箒で一生懸命落ち葉を掃く様子がとてもかわいらしく素敵でした。
作 者:池田 広子
作品名:静物
作者の一言:油絵を初めて30年以上。なかなか上手にはなりませんが、静物画をかいているとほっとしている自分がいます。久しぶりに買い求めたフランスパンを描きました。
作 者:今泉 忠雄
作品名:秋に想う
作者の一言:東光会の洋画研究所で描いた右向きの裸婦です。美しいモデルさんで集中して描いた記憶があります。私の気に入っている作品の一つです。
作 者:永島 胤明
作品名:駿河湾より富士を望む
作者の一言:都内にコンドミニアムを購入したロシア人からの依頼で描きました。本人が海釣りが好きなので、釣り船に外人好みの富士山と大漁旗を添えました。そもそも内なる声に耳を傾けながら描いた訳ではないので、集中力をキープするのに苦労しました。
作 者:植村 文昭
作品名:長瀞渓谷
作者の一言:梅雨時に長瀞へ行きました。何の変哲もない風景でしたが、梅雨空の表現が難しかったです。
作 者:小川 邦夫
作品名:ハワイのプランテーション
作者の一言:昨年(2016年)4月ハワイ・クルーズの旅行をしたときの絵です。キラウエア火山や海岸風景など美しいのですが、絵葉書的になってしまうので、一寸変わった風景にしました。
作 者:大野 純生
作品名:長襦袢の裸婦
作者の一言:昨年10月、MOBAC月例写生会でのモデルさん演じた花魁ポーズです。
作 者:春日井 高城
作品名:石壁
作者の一言:友人に頼まれて画材の提供を受けたのだが、描きこみが足りず不満の残る作品。題名も(石垣)としたいところ。描きこみの不足部分は描き足して後日完成させたいと思っています
作 者:酒井 美明
作品名:石像(阿羅漢の集い)石峰寺
作者の一言:阿羅漢は羅漢とも言って、仏への業を積みながら仏にならない者達である。俗世も同様。応供の者は多々あれど、成仏にはまた険し。
作 者:江坂 雅雄
作品名:醍醐寺三宝院太閤しだれ桜
作者の一言:半世紀、亜熱帯で過ごした私には日本の四季に感動を覚える。諸天常に擁護したまう霊山、草創1200年有余の歴史の重厚さと宗教的エネルギーを感じる寺院、伽藍、その境内に花爛漫と春を告げる古木の数々。その感動をキャンバスに投げ掛けようと努めました。
作 者:関 哲
作品名:シェナの裏道
作者の一言:シェナの街を歩き回っていた時にふと見かけた裏道の風景
作 者:竹村 克彦
作品名:NEKO百体
作者の一言:かつて地下鉄で倒れた私を助けてくれた永野さん。入院手続きを取ってくれた当時中央病院の看護師だった奥様。その照代さんがなくなり愛猫の介護を夫に託したが、そのタロも1月18日18歳の天寿を全うし昇天した。永野ご夫妻&タロに捧ぐ
作 者:永井 好子
作品名:花(ローズ)
作者の一言:お友達から誕生日のお祝いにバラの花を頂き、あまりのみごとさに挑戦してみました。
作 者:中島 孝雄
作品名:南仏プロバンスの家
作者の一言:憧れていた南フランスのプロバンスへ旅行に行った時に農家風の家の玄関先に咲くきれいな花々に見とれ、スケッチして写真を撮り後日、油絵に仕上げました。
作 者:山下 憲吾
作品名:ある日のアトリエの風景
作者の一言:
油絵具が持つ特性を利用して、厚みのあるマチエールの画面と、大胆な画面構成による緊張した絵を目指しましたが、道半ばで終わってしまいました。
作 者:山田 實
作品名:白薔薇(習作)
作者の一言:韓国、ソウル駐在時、休日にソウル中心部にあり市民のいこう公園として一般に公開されている徳寿宮の御苑の“ばら苑”に美しく咲く白い薔薇に魅せられ写生したなつかしい習作です。
作 者: 山家 隆雄
作品名: 安達太良遠望
作者の一言:東北生まれで登山が趣味の私にとって安達太良山は蔵王とともにふるさとの心の山です。帰省時の新幹線の車窓から安達太良山の春夏秋冬を観るのがいつも楽しみで、時には智恵子の本当の空はこれかといい気分にひたっていました。