MS web ホームページニュース（2021年5月号）
丸紅社友会ホームページ編集委員会
https://www.marubeni-shayukai.com/

　「どこまで続く泥濘（ぬかるみ）ぞ」で始まる旧軍の軍歌（にしては歌詞が勇ましくない歌）を聞いたことがあります。今月も話題になってしまうコロナ禍の、一向に終わりの見えない状況から、こんな歌詞が頭に浮かんできてしまいます。本来「風薫る」「青葉若葉の」明るい季節であるはずの五月なのに、もう、列島の一部が入梅となってしまい、ただでさえ鬱陶しい気分になりそうなところに、コロナはさらに鬱陶しく押しかぶさってきています。

　ワクチンの接種率も日本は先進国中で最も低いとか。首相がワクチンのメーカーに、十分な量の供給を依頼したという記事を見るにつけ、本来なら、国産のワクチンを周辺の開発途上国に率先して供給してあげてしかるべきなのに、何という体たらく、日本はその程度の国なのか、と嘆じてしまうのは筆者だけではありますまい。

　オリンピックの開会式まで僅か二か月、並大抵でない準備をしてきたアスリートの皆さんにはもし中止となれば本当に気の毒だし、スポーツの祭典を楽しみたい気持は誰にもあるところでしょうが、半数以上の日本人が開催すべきでないと考えていることは無視できません。「何よりも国民の安心、安全を最優先」という首相の言葉が口先だけでないことを、今は願うばかりです。

　こんな憂鬱な中でもお元気な社友の皆様の、ご活躍の一端をお届けします。

1．   行事報告
　　・2021年4月度関東地区社友会月例会
　　　4月20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により1年半ぶりの開催となった関東地区の月例会が、
　　　初となるオンライン形式で実施されました。「これからどうなる日本と世界　－コロナ禍、米中
　　　対立、日本・世界の政治経済の展望－」と題する講演を、丸紅経済研究所長の今村 卓氏にお願い
　　　しました。コロナ禍の世界経済への影響、米中対立、そしてカーボンニュートラル問題まで‥。
　　　ホームページに講演の抄録を掲載しましたのでご一読ください。
　　　https://www.marubeni-shayukai.com/event/event_report/entry-679.html

2．   趣味のコーナー
　・社友会ホームページ・4年間のメインビジュアル
　　本ホームページ（HP）の編集委員でもある白石 寿太郎さん（1978年入社）から、担当された過去
　　4年分のHP表紙写真（メインビジュアル）から傑作を選び、四季に分けたギャラリーとして提供
　　いただきました。写真をクリックすると大きな画像でホームページに掲示した「横長短冊版」と
　　「オリジナル版」を順次ご覧いただけます。写真の下に添えていただいた説明文も興味深く読め
　　ました。なお、6月からは写真部社友の皆さんに表紙写真を提供いただけるそうです。
　　https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-680.html

3．   同好会・グループ
　・青葉会
　　再び「WEB句会」に逆戻りしてしまった第420回の青葉会句会報（4月22日開催）が届きました。
　　21名から94句の投句があったそうです。今月の互選句の筆頭は「ひと目づつ漁網繕ふ日永かな」。
　　選者からは「気の遠くなるようなゆっくりした作業が春の長閑さに合っている」との評が記されて
　　おり、素人の編集者にもこの句の良さを理解する助けとなりました。
　　5月は井の頭公園での吟行を予定されているとか。実現できることを願っています。
　　https://www.marubeni-shayukai.com/group/aobakai/entry-686.html

　本社の新社屋への移転は、2週末に分けて予定通り完了したそうです。すでに新社屋に移った現役の方からは「設備も整っており、開放的で明るく、落ち着いた雰囲気です」との感想を聞きました。
　私たち社友もコロナ禍を乗り越え、早く新社屋に触れてみたいものですね。

丸紅社友会ホームページ編集委員会