新春企画

2024年01月01日 新春企画

新年の抱負

小島 良昭 (1976年入社)

エンゼルス球場(6月9日)

 辰年の年男ということで、おこがましくも抱負を述べさせていただきます。いよいよ72歳、思えば長らく生きたもんだというのが正直な感想です。
 50歳を過ぎたころより同窓会・同期会が始まりだし、60歳を過ぎたころより盛んになり、話題も仕事の話はどんどん少なくなり、最近は病気・孫もすたれ、70歳過ぎたのに、今後何をして、どうやって生きていこうかなどと青少年の悩みに立ち返りつつあるように思えます。米国作家アップダイクの言葉「女は子育てが終わった後、男は出世をあきらめた後、本当の人生の楽しみが始まる」を実感しつつあります。

 古希を過ぎれば、仕事もなくなり、贅沢はできないが欲しいものも少なくなるのでお金の心配もなくなり、「せねばならないもの」がなくなり自由な時間が手に入りました。本来、論語で言えば七十従心で、好きなことをしたい放題しても矩(のり)を踰(こ)えずのはずですが、不徳で自信がない。
 目標としては、ビートルズの「レットイットビー」で、なすがまま・自然体に生きるですが、あと何年健康年齢でいられるかを強く意識しておりますので、今年の抱負としては、「よりアグレッシブに」、したいものは「すぐにやる」、欲しいものは「すぐに買う」、見たいものは「すぐに見に行く」こととします。年々記憶力と思考力が落ちていく中で、下手に考えず「すぐに実行に移す」こととしたいです。昨年は、テレビで大谷選手を見ていて、生大谷が見たくなり、米国に行き3試合観戦しました。大谷も投手として投げ、本塁打を2本打ち、大満足でした。ビデオで確認したら、添付写真の大谷の右肘の横に写っていました。その他はエンゼルス球場周辺で撮影しました。

 まあ、七十従心、矩を踰えずを信じて、昇龍を目指し、まず行動しましょう。

(こじま よしあき・1976年入社・東京都在住)



バックナンバー