新春企画

2023年01月01日 新春企画

6回目の年女をむかえて

安田 みどり (1972年入社)

フルートの発表会(村松ホールにて)

 令和5年、私にとって6回目の卯年を迎えることになりました。
 社友会事務局から年男・年女の方の記念投稿の依頼があり、受けさせていただくことになりました。
 1972年4月、大阪の繊維資材部に配属になりその後、繊維サポートで主にインテリア製品の国内のデリバリ業務を担当していました。
 2005年に機能アパレル部に異動になりシャツなどの生地の輸出入の仕事をしました。私なり充実したお仕事で、それを満喫できた会社生活を送らせていただきました。私を支えていただいた方々に感謝しています。

 音楽が好きで10数年前からフルートを習っていました。会社帰りのレッスンだけでは練習不足は否めず、思うように上達しませんでしたが、退職後は発表会に出たりして稽古する機会もだんだんと増えて吹ける曲も増え、3オクターブまで音が出るようになりました。先生や仲間の方とのおしゃべりで次の曲を選ぶことも楽しみであります。ただこの頃はコロナ下ですので自習の日々です。


2017年 大阪府内のバラ園にて

 私が暮しています柏原市はぶどうとワインでも有名です。
 父は葡萄栽培をしていましたのでブドウの木(ネオマスカット、ベリーA等)が50本ぐらい有り、古いものでは当たったら壊れそうな60年物の老木もありますが、それでも9月頃には一本で50房ぐらいしっかり実をつけてくれます。同業者で手伝ってくれる人もあり細々と続けています。
 5、6年前に新しい品種のシャインマスカット、瀬戸ジャイアンツ、サニールージュなどの苗木を植えてもらいました。今ようやくできつつあります。
 元々あるネオマスカットは種有のためぶどうの房つくりは簡単ですが、新種は種を抜く作業があり大変です。また成長する段階で摘粒します。実が成長して粒がぎっしり詰まるとそれぞれの実が大きくならないので予備摘粒や仕上げ摘粒を行いますが、一房に何粒にしたらよいのか…本やYouTubeなどを参考に暑い時期には心配しながら作業を行っています。おいしく形も良い葡萄ができて、食べる人に喜んでもらえる葡萄作りができたらと思っています。

 これからも、フルートと葡萄作りを続けていきたいと思います。


(やすだ みどり・1972年入社・大阪府在住)


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