新春企画

2021年01月01日 新春企画

丸紅の思い出

石山 徹 (1974年入社)

旧丸紅本社ビル

 我々の世代は団塊の世代と言われ、ベビーブーマーと呼ばれ70年安保を体験した世代でもあります。
昭和49年に丸紅に入社しました。当時は商社が学生に人気で、丸紅もベスト10に入っていたと思います。同期入社は全社で200名余り、鉄鋼第一本部薄板部電磁鋼板課に配属され、東京本社ビルの7階の皇居のお堀が見えるところに席を置いておりました。
 お取引させていただいたのは、日立、明電舎、高岳、三菱、東芝、松下、三洋など日本の電機メーカーのほとんどであり、資材売り込みに北は北海道から南は九州までよく通ったものでした。
 入社6年目に大阪鉄鋼部線材課に異動となり、本社ビルが新築されるまで本町通りに面した国際ビルの28階にいました。
線材課勤務6年目で組合専従となり、その後古巣の電磁鋼板課に戻りましたが、組合での思い出は支部訪問で高松、今治、松山、和歌山、五泉の各支店と北米8都市を訪問したことです。
 50歳の時に電磁鋼板の加工センターに出向・転籍となり、63歳の時に彦根の線材課の得意先で定年を迎えました。
入社以来定年を迎えるまで良き先輩良き仲間と仕事ができ、楽しいサラリーマン生活でした。深謝。

(いしやま とおる・1974年入社・千葉県在住)


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