愈々本年は6回目の年男。昨年12月の話になるが、丸紅大阪支社での昭和39年入社の同期会に18名が集まり、その際、各自から近況報告がありました。絵画や謡・音楽に堪能な人、日本・海外の高峰踏破にチャレンジをしている人や地域貢献に尽力されている人など、いろいろな面で活躍を続けられている話を拝聴。小生と同じく多くの方が本年年男を迎えられるが、流石丸紅育ちのみなさん、齢に負けることなく更なる識見と技能を磨かれている。みなさん立派だなあと感心させられた次第。
翻ってわが身といえばどうか?小生にもこれあり!と言いたかったが、さしたるものなく、出来ず。この場を拝借し敢えて述べさせて貰えば、ここ7年ほど前から、60~70歳台前半の人をメンバーとする中級クラスの山歩き(毎週原則)同好会に参加し、六甲山など関西近辺の山々をほっつき歩いている程度。しかも、近時は痛みかけた膝を庇いながらの歩きになって来ている状況。とはいえ、元々 山陰地方の山里育ち。木々に囲まれた静かで穏やかな山道や清らかな渓谷の道を歩くと気持ちがぐっと落ち着く性分。できるだけ無心に黙々と山道を追う。これが楽しく山歩きはやめられない。歳に負けて堪るか!本年は巳年。「巳」には、「新しい生活の始まり」という派生的字義があるらしい。
年男を迎え、これから新スタートの精神でまだまだ何年もしぶとく中級の山歩きに精を出す。まずは、その気概をもって臨む。さすれば、いずれは、みなさんにご披露できるなにかが出てくるかもと想っている年頭です。
(おかだ まさのぶ・1964年入社・兵庫県西宮市在住)