社友のお便り

2015年07月01日 社友のお便り

旧海外人事課同窓会正式発足

旧海外人事課同窓会

 今から30年以上前、人事部海外人事課で机を並べて仕事をしていた仲間達の同窓会が正式発足しました。名称、会則などは目下幹事会で検討中です。

 これまでも不定期に都合のつく方々で集まっていましたが、一昨年連絡網を広げたところ15名の方々に参加頂き、これからは定期的に集まろうということになりました。昨年は小生の体調不良でスキップしましたが、今年4月24日九段上の隠れ家レストラン「ラクリ」に20名(男性6名、女性14名)が集まり楽しいひと時を大いに盛り上がりました。都合の悪い方、連絡のつかない方を含めると総勢35名くらいになります。店との予定では20時まででしたが、閉店近くまで延長し、お店も快く応じて頂きました。靖国通りに面して千鳥ヶ淵のすぐ近くで花見の有名スポットですが、今年は残念ながら時期を失してしまいました。

 あの頃は日本経済も2度のオイルショックを乗り越えて最盛期を迎え、当社もロッキード事件の傷も癒えて上り調子の時代で、海外展開も急膨張して仕事は山ほどありました。海外駐在員の布陣の立案と各部門との調整、派遣手続き、給与、フリンジベネフィットの決定と各人毎の支給事務、医療問題の処理、派遣家族や帰国子女のケア、現地採用社員の研修や労務問題から海外出張の精算手続きまで多岐に渡る業務をこなし、今なら問題になりそうなくらい連日残業の連続で頑張りました。女性社員が20名近くの華やかな課で平均年齢26〰27歳位の若い集団が本当に大きな仕事をさせてもらいました。

 我々の仲間は、特に女性陣は税理士、弁理士、社労士などの士業の他、フラワーデザイナーとしてビジネスを手広く行っている人、行政関係の仕事に長期間携わっている人、シャンソンのリサイタルをする人など多士済々です。小生が定年退職後社労士としてコンサルタント業を始めた際、有能で時間に余裕のありそうな方ということで日高さとみさんにアシスタントをお願いしておりました。ところが彼女は筝のプロとして実力と名声を着実につけてきて今や時間の調整がつけにくい嬉しい誤算が生じております。彼女のリサイタルには仲間も駆けつけてくれ、終わってからいつもミニ同窓会をやっています。社会保険労務士会の新春研修にも出演してもらい大好評を博しました。

 失敗談をひとつ。丸紅の某事業会社の新任の管理部門担当役員に挨拶した際、大変親しげにお話しをさせてもらいその後も何回か一杯飲む機会もあり大変良いチームワークを組めました。一昨年のこの会で某女性会員から「主人がお世話になっています」と挨拶されハッと思い当りました。結婚式にも列席させて頂き何回かお目にかかったのに25年以上も前のことでとっさに結び付けられず大変な失礼をしてしまいました。既に本社にお戻りになっておられますが次回は是非ご夫妻で参加して頂きたいと思います。

 今でも会えば30年をタイムスリップして話は尽きることがありません。来年は花見のシーズンに30名以上の参加を目標に幹事会で計画を立てているところです。



(文責:寺尾勝汎)


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