趣味のコーナー

2014年03月24日 趣味のコーナー

書と墨彩画でつづる 小山 琮丘 展

小山 忠夫 (1950年入社)

小山氏近影

<小山さんからの一言>
 書画のたのしみに魅せられて、今日まで四十年余り・・・この度「盤寿(バンジュ*)」を迎えさせていただいたのを機に、人生節目の個展をひらかせていただくこととなりました。
 拙作ばかりにて、まだまだその器ではございませんが、この機会に皆様方にご覧いただくことにより、広くご批評なり、ご意見をお聞かせいただき、これからの励みにしたいとの思いからでございます。


 幸い私の場合、書道は会社が週休2日制になって間もなく、住まいする阪急長岡京駅近くに新しく開塾されました森野琮山先生に師事したこと(1974年)が好機となって今日まで44年。
 墨彩画は、定年退職をきっかけに(1991年)上海出身の謝春林先生に奇遇を得まして師事22年。
という訳で、首題のタイトルのもとに旧臘(12月の意)13日より15日までの3日間、前京都丸紅株式会社の社屋の西側に当る「池坊学園アートフォーラムギャラリー」に於いて個展を開催させていただくはこびとなりました。
 京都という土地柄、遠くは飛鳥・奈良時代にはじまる佛教伝来、更に平安時代に入っての公家文化の中における仮名の発達等々、脈々と受継がれてきた文字と書の文化を今日に継承されております2つの大きな書道連盟がございます。
この団体に所属させていただいております関係から、京都在住の諸先生方のご来覧を迎えることが出来、大きな光栄に思っております。またこの機会にいただきましたお言葉の数々を、大切に大切に、これからの新しい生きがいに致したいものと思っております。どうかよろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。
 この度、みんなの広場(趣味のコーナー)へ投稿させて頂きましたことは、京都丸紅(株)在社当時の上司、桐山貞一様のお取り計らいによるものであります。心より感謝申し上げております。


展覧会の様子


展覧会の様子


展覧会の様子



*「盤寿」(バンジュ)
  数え年の81才の事。将棋盤のマス目が、九×九=八十一になることから「盤寿」と称して寿ぐことの意味。


(こやま ただお・1950年入社・京都府長岡京市在住)
掲載日:14/03/24


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