お知らせ

2023年06月23日 お知らせ

MS web ホームページニュース(2023年6月号)を発信しました

MS web ホームページニュース(2023年6月号)
丸紅社友会ホームページ編集委員会
https://www.marubeni-shayukai.com/

 今月、初めてトンガ王国を訪ねました。4日間だけの滞在でしたが、目が合うと大人も子どもも微笑み掛けてくれるトンガを、すっかり好きになりました。私が滞在した首都のある島は東京23区の半分以下の広さにトンガ人口の4分の3に当たる7.5万人が住んでいるそうですが、日本の中古車ばかりが走っている、建物は最高で5階建て、空港の周囲も夜は真っ暗、舗装道路はごく一部で雨が降れば深い水たまり、国中にひとつも信号がない、住所に番地がなく郵便配達もポストもない、水道は整備が不十分で天水タンクが主な飲用水、国内市場が小さいので働き盛り世代の多くは海外に出稼ぎに‥。
 決してモノやサービスに恵まれているとは言えませんが、人々はフレンドリー、そして陽気でした。モノをひとり占めせず分かち合う精神が生き続けているそうです。もっとも主食であるハイカロリーのイモ類に加え肉や近隣国からの加工食品も分かち合ってどんどん食べる習慣のため肥満が加速、大人は皆「ふとましく」なっています。10年前の資料だと男女ともに肥満率が世界一だったとか‥。
 トンガは、私が1990年代に駐在していた「微笑みの国」と呼ばれるタイを思い出させてくれました。今の日本が失ってしまった多くのものに再会できたようでとても懐かしい気持ちに浸ることができました。
 ただ、帰路はトンガの空港からニュージーランド経由で帰宅するまで27時間、古稀を迎える身には少しシンドイものでした。

 さて、今月の新着記事をご紹介いたします。

1.同好会・グループ
・青葉会(第444回 句報・句会報)
 さる4月27日(木)に10名が参加して開催された青葉会の句報・句会報が届きました。このところ
 秀句に恵まれ、選句にも楽しい 苦労をしているとのことです。互選句トップ2は次の作品でした。
 「若鮎に未知の堰あり瀬音あり」 「駅員の切符切る音昭和の日」 
 6月は恒例、年に一度の吟行を催行されるとか。本社からも近い神保町古書店街を中心に散策される
 そうです。皆さんが同じ景色を見ながら詠まれる句を見せていただくのが楽しみです。
 https://www.marubeni-shayukai.com/group/aobakai/entry-844.html

 丸紅ギャラリーでは開館記念展Ⅳとして「染織図案とあかね會―その思いを今につむぐ―」を7月31日(月)まで開催中です(6月18日(日)~7月2日(日)は展示替え期間のため休館)。丸紅コレクションの3本柱の一つである染織図案をご紹介する展覧会です。社友会会員の皆さんは入館料無料(一般500円)となりますので、前回の記念展を見逃された方もこれを機に新社屋を訪ねてみてはいかがでしょう。
https://www.marubeni.com/gallery/

 これから季節はさらに厳しくなります。カラダのバランスと保とうとするホメオスタシス(恒常性)維持のための負担が重くなりますし、新型コロナの「第9波」の到来にも要注意です。皆さんもくれぐれもご自愛くださいますよう。

丸紅社友会ホームページ編集委員会