MS web ホームページニュース(2023年2月号)
丸紅社友会ホームページ編集委員会
https://www.marubeni-shayukai.com/
ウクライナへのロシアの侵攻から1年が経ちました。21世紀の今日になっても、これほどむき出しの領土拡張欲を隠さぬ大国があること自体信じられない思いですが、翻って我が北方領土も同じ憂き目に遭っていることを思えば、全く他人事とは思えません。
ウクライナの国歌「ウクライナは滅びず」をユーチューブで聞いてみました。国歌には珍しく、短調の調べで、切々と胸を打つような、哀愁に満ちた曲です。歌詞には、「我々は認めぬ、他者による支配を」というような一節があり、まるで、現下の情勢を予め予測していたかのようで驚かされます。コサックの子孫であることを誇らしく語る一節もあり、誇り高い人々であることも容易にうかがわれます。
画面に映る田園風景は、ウクライナの国旗が表している、青空と黄金色の麦の実りそのままだし、テレビで見るキエフ(キーウ)その他の都会の街並みも洗練されて美しく、それが無残にミサイルで破壊されるありさまは正視に堪えません。
ロシアの大統領とファーストネームで呼び合えるということを誇っていた首相がいましたが、「馬鹿なことはやめたまえ」と友人として面と向かって忠告できないのなら、何の意味もありません。
世界を相手にする商社パーソンの仕事は、世界が平和で、股にかけるべき七つの海が波静かであることが前提でしょう。と言いながら、今できることは、田園も都会も美しいこの国、誇り高い人々が暮らすこの国に一日も早く平和を、と祈り、願うことしかないのでしょうか‥。
今月も社友の皆さんからの寄稿をご紹介いたします。
1.行事報告
・2023年2月度関東地区社友会月例会
身長149㎝と小柄ながら2011年には日本女子オープンゴルフ選手権を制した馬場 ゆかりさんを
お招きして2月6日(火)に本社大ホールにて「ゴルフと生きる私の人生」と題した講演をお願い
しました。プロゴルファーになるまで/なってから/日本女子オープン/これからの活動について‥と
お話しは続きました。最後にお話しいただいた私たちアマチュアゴルファーへのアドバイスや講演後
のQ&Aは、特に興味深くお読みいただけると思います。
https://www.marubeni-shayukai.com/event/event_report/entry-826.html
2.同好会・グループ
・青葉会(第440回 句報・句会報)
昨年12月8日(木)に三軒茶屋で開催された青葉会の句報・句会報が届きました。投句を含め
25名の句が披露されています。今回の互選句トップツーはいずれも女性が詠まれた作品です。
「大蕪の切るをためらふ白さかな」 「底冷えや花魁走る舞台裏」
花魁の句は、十三代目市川團十郎襲名披露に出演された本会世話人の今井紀久男さんの付き人として
歌舞伎座の舞台裏に触れた経験を詠まれたもので、作者の「自解」も興味深くお読みいただけます。
https://www.marubeni-shayukai.com/group/aobakai/entry-825.html
・霜葉展(第21回開催のお知らせ)
丸紅OB/OG・現役による美術展である霜葉展が3月6日(月)から11日(土)まで、東京・有楽町
駅前の東京交通会館で開催されます。開催時間は 11:00~17:30(最終日は~14:00)。
今回は21名の会員の作品が披露される予定です。
ご存知の「あの方」の作品が出品されているかもしれません。
絵画を実物で鑑賞されると感興が全く違うのはご存知の通り。どうかこの機会をお見逃しなく!
https://www.marubeni-shayukai.com/group/soyoten/entry-823.html
5月8日に、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する政府方針も受け、世の中の動きが速くなってきているように感じます。社友会でも4年ぶりのゴルフ大会を開催すべく、検討を開始しています。
とはいえ、お互い決して若くはありません。5類になったとしても、インフルのような特効薬が手軽に処方できる訳でもないので、少し慎重に注意しながら楽しい春の訪れを待ちたいと願っています。
丸紅社友会ホームページ編集委員会