筆者近影
社友会幹事を拝命した1978（昭和53）年入社の白石寿太郎です。事務管理部（現在の情報企画部）に配属となり、以降、海外駐在（1992年～1997年、バンコク）や出向（丸紅情報システムズ、丸紅ITソリューションズ）を含めてITシステム畑一筋の会社生活でした。
海外出張すらなかった私と家族にとって、バンコク駐在は大きな変化と気づきを与えてくれた密度の濃い期間でした。今も日本での過去を振り返る時には、バンコクの「前か、後か」で記憶を辿っています。
同時に駐在期間はITの世界でも3つの大きな動きのあった時期でした。インターネット爆発、Windows95の普及、そして（日本では遅まきながらですが）携帯電話の一般化です。駐在前のコンピュータは「主人（ホスト）」でしたが、帰国すると「奉仕者（サーバ）」の時代になっていました。入社した頃に開発した「AIS」システムから帰国後の1999年に稼働した「MAIN-21」への切り換えは丸紅にとってもエポックメイキングな出来事だったと思います。テレックスやワープロもまもなく姿を消しました。
それが今やDXや〇〇テック、eスポーツやサイバーセキュリティが叫ばれ、入社した頃のホストコンピュータの能力をはるかに超えるスマートフォン（スマホ）の普及率が全人口の9割超という時代になってしまいました。因みに2018年に刷新されたこの社友会ホームページ（HP）も「スマホ対応」しているのをご存知でしたか？
社友会との関わりは、先輩の榎原等さん（1962年入社）のお誘いで、社友会HP編集委員を担当することになった2017年から始まりました。その経緯は昨年5月に本HPに寄稿いたしました。
【社友会ホームページ・4年間のメインビジュアル】
https://www.marubeni-shayukai.com/letter/hobby/entry-680.html
2019年にサラリーマンを卒業して本格的に遊び始めた矢先の昨春、妻に先立たれてしまい茫然としていた私にとって社友会HP編集委員としてのToDoは脳に刺激を与えてくれる貴重なものでした。
幹事のお仕事は初めてですが、コロナ禍の落ち着きに期待しつつ、社友の皆さんのコミュニケーションを太く滑らかにできる一助となるよう微力ながらお手伝いさせていただきたいと願っています。
