平成3年(1991年)というと1月湾岸戦争が勃発し、8月にはソ連が崩壊。日本では海部首相が辞任し宮沢首相に代わった年である。
その年の2月現代表世話人松本俊一郎さんなど数名が、湘南地域に住む丸紅OBの親睦を目的とした仮称「丸紅湘南会」を構想し、5月に第1回の湘紅会総会を藤沢の会場で開催して「湘紅会」は産声を上げたのだった。
第1回総会では出席が25人だったのが、それから25年が過ぎ、去る1月31日の第25回総会は65人出席となるまでに発展した。
当初はゴルフ会・万歩会と酒悦会の3部会であったが現在はそれに囲碁会・唄会・釣会(休会中)が加わり、会員も湘南地区から横浜市全区に拡大された結果、現在の登録総数は120人にまで増え大所帯となっている。
他の地域ではこれほど長く続き、かつ大規模なOB会はないとのことで、よく「どのようにすればこんなOB会を作り維持できるのか」と尋ねられることがあるが、「会社在職時の役職や所属部門、あるいは年齢にも全くこだわることなく会員同士が常に和気藹藹と交流してきたことと、会全体や各部会ごとの世話人が献身的に努力してきたからでしょう。」とお答えしている。
今年の総会は恒例に従い平成27年1月の最終土曜日に鎌倉の華正楼で開かれたが25周年の節目に当たるため、津軽三味線師の本格的演奏や、唄会(従来のカラオケグループが今年から正式な部会に昇格)の発足記念コーラスなどが加わり、今までにない盛り上がりを見せた。
女性会員も2名参加しこれからのますますの発展を予感することができた。
以 上
(文責 湘紅会事務局 左右津国男)