このたび丸紅社友会の幹事を仰せつかりました1977年入社の葛目薫です。
入社後最初の配属先であった人事厚生部企画課以降、40年強の丸紅人生の内、人事部での勤務が2回の出戻りを含め、計3回にわたり、トータルで27年弱と最も長かった関係から、現役時代から社友会とは浅からぬ接点がございました。
幹事就任のお声掛けをいただきましたのも、そのご縁と思いますが、丸紅在職中は、諸先輩・ご同輩の皆様にはいくら感謝してもし尽くせない程、大変お世話になりました。
今般、伝統ある丸紅社友会の幹事に就任させていただくことになり、少しでもお世話になった社友会メンバーの皆様のお役に立てれば幸甚です。
私の海外勤務経験は、1993年~96年の丸紅泰国会社のみで、丸紅の中ではかなり少ない方ですが、2007年にリフレッシュ休暇で家内とバンコックにセンチメンタルジャーニーに行ったところ、家内がすっかりタイ旅行にはまってしまい、コロナ拡大の直前の2020年2月まで、年2回のペースでタイを訪れておりました。
リタイア後もこれは続けるつもりでしたが、その後はコロナ禍で海外旅行には全く行けない状況が続き、日本人がほとんど行かないタイ料理のB級グルメの名店とタイマッサージが懐かしい今日この頃です。
私の現役時代から、社友会の大きな課題として、入会率の低下と社友会総会への出席者減少が挙げられておりました。
たった今、起死回生の妙案を持ち合わせているわけでもありませんが、私の人事部時代の経験では、何らかの理由で丸紅を離れた方々が後日お会いした時に口を揃えて仰るのは「丸紅を離れて、初めて丸紅の良さ・素晴らしさが分かった」ということです。
考えてみれば、社友の方々は、当たり前のことですが皆丸紅の卒業生です。
現役時代を振り返った時に感じるのは、単なるノスタルジーだけでなく、「丸紅が好きだ」という理屈を超えた気持ちではないでしょうか?
時代が変わり、世の中の価値観が変わっても、こういった丸紅への気持ちのコアの部分は不変と信じて、地道に社友会活動に取り組んで参りたいと存じます。
人生100年時代、幅広いOB・OGの交流の場として、そしてまた、理屈を超えた丸紅の絶対的応援団として、社友会を今後とも継承していきましょう。
微力ながら精一杯務めさせて頂きますので、よろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。