歴代幹事のごあいさつ

歴代幹事のごあいさつ

「幹事就任ご挨拶」 ーー 丸紅OB共通の文化

市村 雅博 (2014年度~2019年度 関東地区幹事)

 1972年入社の市村雅博と申します。このたび、丸紅社友会の幹事に就任し社友会のお手伝いをさせて頂くことになりましたので、この場をお借りして一言ご挨拶を申し上げます。


 入社後3日目の財務部輸入為替課配属以来、ニューヨーク、ロンドンでの海外駐在や経営企画部、広報部での勤務も含め、ほぼ一貫して管理部門(今は、CS部門と言うんでしたね?)で過ごしました。2007年に人材派遣会社、アヴァンティスタッフでの勤務を最後に本社の籍を外れましたが、その後もアヴァンテイスタッフほかグループ企業での勤務を続け、2013年の春に退職致しました。入社以来40年余り、諸先輩、ご同輩の皆様には大変お世話になり、誠に有難うございました。今回、こういうお役目を仰せつかりましたので、社友の皆様方におかれましては、お気軽にお声掛け頂ければと考えております。


 実は正直申し上げて、私自身、今回幹事就任のお話を頂くまでは社友会活動にほとんど関心もなく、どのような活動をしているかということすら知りませんでした。その意味では、今も勉強中の身ではありますが、今回幹事就任に当たり、社友会の加入率がいかにも低いことをお聞きし、その改善のためにどういうお手伝いが出来るかと考え始めたところです。


家内と 奈良 室生寺にて

 というのも、私自身、丸紅グループに40年以上在籍し、今も多くの丸紅OBの皆さんとのお付き合いがありますが、気持ちの良いお付き合いを長く続けられるのは、多くのOB社員が持つ、共通する人柄に依るところが大であると考えているからです。そして、社友会にもその共通の文化を支える役割があるように思います。もちろん私の場合でも気の合う人もいれば、あまり気の合わない人もいることは事実です。ただ、それでも安心してお付き合いができるのは、「丸紅」というひとつの文化の中で長い間仕事をし、生活をする中で育まれた共通の人生観のようなものを、OBの皆さんそれぞれが程度の差はあれお持ちであり、それを感じることこそが個別のお付き合いに安心感を与えているように思うからです。丸紅OBのそのような共通の文化を支える母体として社友会が日頃の活動を進め、OB同士の交流の場や活動の場を提供していければ、社友会自体の益々の発展が期待できるのではないかと考える次第です。

 社友会に加入されない方々にはそれぞれの理由や事情があるかと思いますが、少しでも社友会の魅力を高め、加入することの意義を感じて頂けるよう、社友会自身もOBの多様なニーズや価値観にきめ細かく対応していく必要があるかも知れません。私に何ができるか分かりませんが、今後さらに勉強し、少しでもお役に立てるよう努力していきたいと考えておりますので、皆さん、よろしくお願い申し上げます。


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