本年5月より社友会関東地区幹事を務めることになりました、1979 (昭和54)年入社の大越伸一郎です。退職後社友会とは全く無縁の世界に居ましたが、葛目代表幹事より突然お電話をいただき、そのまま説得されてしまいました。就任した以上、これからは微力ながら社友会の運営のために尽力して行きたいと思っています。
私は、入社当時「地獄の重電」と恐れられていた部署に配属され、地獄の閻魔ならぬ鬼軍曹に徹底的にしごかれました。入社時のモットーに『人間最後は体力だ!』なんて記載したせいだと自身の運命を呪うこともありましたが、以来、自身も鬼軍曹へと転じ、ベトナムの主管者だった一時期を除き、退職後の事業会社勤務時代を含めて42年間電力関係一筋で会社生活を終えることとなりました。
在職中には、何も無かった場所に巨大発電所を建設し、その規模に圧倒され、その国の人々の暮らしに役立っているという達成感を満喫し、一方では、通貨危機で多額の売掛金を抱え、また、納入した変圧器が火を噴いてテレビ報道され、さらに、建設済みのプラントの性能が契約数値を全く達成できない等々本当に多くの困難にも遭遇しましたが、客先、パートナー、上司、部下、先輩、同僚、後輩の助けを借りて何とか切り抜けることができ、無事に完全リタイアの日を迎えることができました。今会社生活を振り返ってみて、ビジネスにおける一番大切な心構え・行動指針等は、全て新入社員時代「地獄の重電」で叩き込まれていたと感じています。
丸紅卒業後は「毎日が日曜日」状態をEnjoyしていますが、思いのほか忙しく、また、今の生活の中心はゴルフで、年間70ラウンドを目指しています。社友会活動の中にはゴルフコンペもありますので、次回はぜひ参加したいと思っています。
未熟な幹事ですが、今後ともご指導、ご支援の程よろしくお願い致します。