この度社友会大阪の幹事に就任しました1978年入社の杉田と申します。この機会に社友会に対する思いを書かせていただきます。
中島みゆきの名曲に「糸」という歌があります。いろいろな歌手がカバーしているのでご存じの方も多いと思います。その歌詞の中に「縦の糸はあなた横の糸は私」という有名なフレーズがあります。この曲の中では、縦糸と横糸が織りなす生地を男女の機微として表現しています。
私は縦糸と横糸が織りなす生地は、それぞれの人の人生そのものだと思います。
縦糸はそれぞれの人が所属していた組織軸になり、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学時代そしてそれぞれの同窓会、クラブ・サークル・同好会、会社員時代では自分が所属していた組織、退職後はそのOB会、業界団体などの組織がこれに当たると思います。丸紅社友会はまさにこの縦糸の一本に当たります。一方横糸は時間軸という事になり幼稚園・小学校・中学校・高校・大学そして会社での同期がこれに当たると思います。
縦糸と横糸が織りなす生地を密で強度のあるしっかりしたものにする、つまり自分の人生を充実したものにするにはどうしたらいいでしょうか。
方法は二つあると思います。一つは縦糸横糸の打ち込み本数を増やすこと、そしてもう一つは縦糸横糸一本一本の糸の太さを太くすることです。
糸本数を増やすという事は、自分が経験してきたそれぞれのシチュエーションでの人間関係を継続しその機会の回数を増やすことによって、一方糸を太くするためには、先ほど述べたそれぞれのシチュエーションでできた人間関係をより密にすることでいくらでも可能だと思います。
このようにさまざまなシチュエーションでの糸本数を増やし、その一本一本を太くすることで、より充実した人生を送ることができると思います。
その中でも丸紅社友会という縦糸をより太く強度のあるものにすることによって、私だけでなく皆さまの人生がより充実したものになるように尽力していきたいと思いますので、これからよろしくお願い致します。