日 時 | 2018年2月13日(火) |
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場 所 | 丸紅大阪支社(新ダイビル)31階 |
講 師 | 今村卓(丸紅経済研究所所長) |
演 題 | 2018年の世界経済 -安定成長は持続可能か- |
2月13日(火)、関西地区の2月度月例会が開催されました。毎年、2月度月例会では、丸紅経済研究所長をお招きして、その年の経済等の見通しを講演いただいております。今回は、昨年10月に就任された今村卓所長(前ワシントン事務所長)に、“2018年の世界経済 安定成長は持続可能か-”という演題で、お話しいただきました。この日は小雪の舞う寒い日でしたが、例年通り60余名が出席されました。
以下は、講演の概要です。
講演後の質疑で“トランプ政権はどうなるか”という質問があり、今村所長からは、「ロシア疑惑による弾劾はあり得ないだろうが、政権の人材難がより深刻になっている。ホワイトハウスではトランプ大統領との意見の相違や内部対立から辞任した高官がこの1年間に20名余に達した。国務省の6つのトップポジションのうち5つが空席。共和党内部でトランプ政権の役職に就くことは自身の経歴に傷がつく、として回避傾向などもあり、政権運営能力が非常に低い状態のままで安定しない。ただ支持率は企業・個人への減税策が功を奏し、低いとはいえ40%強まで回復。共和党支持者に限れば8割近い支持があるため、共和党内はトランプについていかざるを得ないのが実情である。」との説明がありました。
(関西地区幹事:藤原 潤一)