行事報告

2018年07月05日 行事報告

2018年7月度九州地区社友会例会(総会)行事報告

日時 2018年7月5日(木)17:00~20:30
場所 中国菜館 福新楼

 九州地区7月度例会(総会)は、老舗中華料理店「福新楼」での開催。台風7号の通過により刺激された梅雨前線が活発化し、大雨の中での開催となりました。講演会の講師には、丸紅東京本社より丸紅経済研究所の今村卓所長をお迎えしました。足もとが悪いにも拘わらず、社友20名のほか、九州支社からの9名に、今村所長を加えた30名の方々に参加いただきました。

 小林支社長代理の司会により開会。最初に、宮本支社長よりご挨拶をいただきました。宮本支社長は5月にシンガポールより着任されたばかり。自己紹介の後、会社の業績・現況についての説明に続き、今春の人事異動で九州支社総合職7名の内6名の交替があったことから、社友会初参加の転勤者を紹介されました。最後に丸紅の今年度のキャッチフレーズ「とがった丸になれ、丸紅」についての説明で締め括られました。

 次は幹事よりの報告。5月25日(金)丸紅東京本社にて開催された役員会の報告を行いました。社友会の会員数が減少傾向にあること、そのため財政的にも赤字基調が続き繰越金が減少傾向にあることから、社友会名簿の発行や社友会発足50周年記念品の配布の是非についても検討中であること等のほか、九州地区の賀寿祝該当者は喜寿6名であることを説明しました。最後に、竹橋の本社ビル新築工事については、現在地下部分の建設中である旨の報告を行いました。

 次はメインイベントの講演会。東京よりお迎えした今村所長に、「どうなるアメリカ、トランプ政権の行方と日本の影響」と題して、配布資料に基づきプロジェクターも使用して説明いただきました。今村所長は、テレビ東京系「ニュースモーニングサテライト」や「ワールドサテライト」等のコメンテーターとしても活躍中の著名人です。

 講演の概要としては、米国経済は堅調を維持しているが、10年間成長し続けているので、そろそろ転換期が来るのではないか、財政大盤振る舞いで赤字が膨張、トランプ政権は低いながらも底堅い支持率、高官ポストの半分以上が空席で、細かい政策が動かず政治が機能していない、中間選挙を控えて再選目指す議員は異を唱えられない、外交・安全保障ではトランプ氏の独断が強まりつつある、貿易紛争は長期化、特に米中貿易摩擦は過酷、中間選挙に向けて目が離せない等々、説得力に溢れた語り口で説明をいただきました。講演後の質疑応答も白熱した内容となり、もっと時間が欲しいとさえ感じられる講演会でした。

 宴会が始まる前に出席者一同揃って集合写真を撮影。藏前大先輩の音頭による乾杯で開始。喉が潤ったところで、宮本支社長は、ビール、ワイン、紹興酒入りの籠持参で各テーブルを回り、社友に精力的に挨拶されていました。これには頭が下がる思いです。料理も出尽くした頃合いに中締めの予定時間となり、鶴田敦盛様による恒例の「博多手一本」を練習の後、きっちり締めて散会となりました。幸いなことに、激しい雨も和らいでいました。

 次回は、9月ビアパーティです。


(九州地区幹事:玉置貞義)


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