日 時 | 2016年6月22日(水)17:00~20:00 |
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場 所 | 中国菜館 福新楼 |
今年の九州地区6月度例会(総会)は、「博多皿うどん」発祥の店として有名な老舗中華料理店「福新楼」(創業明治37年)において開催されました。前日から続く豪雨に一時開催が危ぶまれましたが、幸い午後から小降りとなって何とか開催、雨の中、社友20名のほか、九州支社から4名、さらに講師2名の、合計26名の方々にご参加いただきました。
九州支社/佐藤課長の司会により開会。冒頭、本郷支社長からは、熊本の地震・豪雨による被災者に対するお見舞いの言葉に続き、ご挨拶と前期会社業績についてのご報告をいただきました。
二番手は小職(九州地区幹事)からの報告です。先ず5月に亡くなられた社友佐藤重信氏を偲んで全員で黙祷を捧げ、その後、5月31日(火)に東京本社にて開催された、社友会役員会の報告を行いました。その主な内容は、代表幹事が高畑氏から坂本氏に交代したこと、および九州地区幹事である小職の留任(任期2年)についてです。次いで、東京本社ビル建て替え(新社屋の完成予定は2020年ごろ)のため、8月末~9月にかけて本社が日本橋に移転することについても報告しました。最後に、役員会前日に開催された「第3回社友会ゴルフ大会」では、九州支社にご縁のある、多くの懐かしい方々とお会い出来た旨をお伝えしました。
6月度例会恒例の講演会では、「久留米地名研究会」編集員/古川清久氏をお招きし、「熊本と中国 -雲か山か呉か越か-」と題してご講演をいただきました。古川氏は、神社考古学者、故百嶋由一郎氏による神社研究を引継ぎ、神社の祭神を辿ることにより、紀元前10世紀の頃、中国で北方民族に追われた黎族・白族・土家族の三族が南下し山岳に籠り、海南島を経て熊本より上陸、阿蘇を経て日本列島を北上して行ったという大胆な仮説を立証すべく研究をお続けの方で、現在は、中国・九州の地名、神社に祭られた神々の系図を作成するなどして立証業務に携わっておられるそうです。スライドを交えての1時間弱の講演は、興味深い話の連続で、あっという間に時間が経ちました。
講演後、参加者全員での写真撮影に続き、いつもの如く、最年長の藏前大先輩の音頭による乾杯で懇親会が始まると、ビール・紹興酒の盃を傾け、中華料理に舌鼓を打ちながらの歓談が続きました。その後、懇親会も終わりに近づき、上垣支社長代理より丸紅新電力のご紹介と併せ、電力自由化の経済メリットについてご説明をいただくと、そろそろ予定の時間となり、恒例の山田英明先輩による「博多手一本」で散会となりました。心配した雨も小降りのままで、ほっとひと安心の中、皆さんそれぞれ帰路につかれました。
次回、9月度例会(ビアパーティー)は、2016年9月16日(水)に開催致します。
(文責:九州地区幹事/玉置貞義)