日 時 | 2015年9月11日(金)18:00~20:30 |
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場 所 | ANAクラウンプラザホテル福岡 中2階(M2F) 「チャイニーズレストラン TAO-LI(桃李)」 |
九州地区9月度の例会はビアパーティーです。いつもはビールを飲んでの懇親会に終始するのですが、今年はちょっと趣向を凝らして講演を取り入れ、開催場所もホテル内のシックなたたずまいのチャイニーズレストランの一室に設営、おいしい中華料理を楽しみながらのパーティーと致しました。出席者は、計26名。
北見支社長補佐の司会で開会し、先ず、本郷支社長のご挨拶。次いで、ご多忙のところ東京よりご参加いただいた伊佐執行役員人事部長よりご挨拶をいただきました。
幹事からは、7月に逝去された矢野与四郎大先輩(94才)に関する報告を行い、出席者全員で故人の冥福を祈り黙祷を捧げました。
次は、講演です。大分県別府市内の高台に悠然と屹立する「天空」のキャンパス「立命館アジア太平洋大学(APU)」杉田欣二教授(丸紅OB)より、同大学の国際色豊かな内容につき映像を交えながらお話しいただきました。同大学のアドバイザリー・コミッティには、朝田会長、勝俣相談役も委員として任じられているそうです。
同大学は、2000年4月開学。学生数は6千人弱。別府市人口の約5%を占め、市民に顔が知れ渡っている学生も多いとの由。春秋2回の入学式・卒業式。英語で受験、入学した学生も卒業時には日本語ペラペラとのこと。教員も外国籍が半数。留学生総数5千人弱で日本最多を誇る早大の留学生比率が9%であるところ、APUでは、総数3千人弱と第4位だが、比率では47%と際立っている。新入生は原則1年間、「天空」の寮で日本人と留学生とでルームシェアした異文化交流生活を送り、2年目からは、「下界」に降りてアパート・マンションで生活し別府市民と交流。特に目立つのは、ウズベキスタンからの留学生が飛びぬけて勤勉で優秀な事である。留学生数も現在は中国がトップ(留学生中の19%)だが、数年後にはベトナム(現在は、16%で第3位)が一番になるだろうと予測されているとのこと。杉田教授は、中国語の先生。民族衣装の彩りも豊かな文化紹介ウィーク(文化祭のようなもの)の映像や、テレビで取り上げられた番組映像を見ながら講演を終了しました。
講演が終わるといつも通りの宴会です。藏前大先輩の音頭により乾杯。おいしい中華料理に舌鼓を打ちながら話の輪が広がりました。話はなかなか尽きませんが、恒例の「博多手一本」で鶴田敦盛様に締めていただき、予定時間を30分オーバーしての散会となりました。
次回は、新年会です。2016年1月27日(金)、天神スカイホール(旧「福岡国際ホール」)にて開催致します。
(文責:九州地区幹事/玉置貞義)