日 時 | 2013年10月11日(金) |
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場 所 | 丸紅東京本社16階講堂 |
テーマ | ~新日本フィルハーモニー交響楽団による弦楽四重奏演奏会~
「日本の歌、映画音楽とクラシック」 |
10月の月例会は、これまでと趣向を変えてクラシックコンサートを行ないました。
秋の午後の一時を新日本フィルハーモニー交響楽団のピックアップメンバーによる弦楽四重奏をお楽しみ頂きました。
新日本フィルは1972年に小沢征爾氏の下に結成され、この8月に退任されたオーストリア人指揮者クリスティアン・アルミング氏が10年間音楽監督を務め、現代音楽やオペラにもレパートリーを拡大し、新御三家の一つに数えられる程の名門オーケストラです。
当日は第一バイオリンに酒井幸、第二バイオリンに戸松智美、ヴィオラに錦田知子、チェロに武澤秀平の各氏と、夫々の分野でのトッププレイヤーをお招きし、演奏だけではなく、MCを担当して頂いたプロデューサーの桐原美砂氏と武澤氏との掛け合いで、曲の解説や楽器のうんちく等も楽しませて頂きました。
曲目はおなじみのシュトラウス作曲喜歌劇「こうもり序曲」、ラヴェル作曲亡き女王のためのパヴァーヌ、ドビュッシー作曲「小組曲」よりバレエ、モーツアルト作曲弦楽四重奏曲第17番変ロ短調K458「狩」、ブルックナー作曲弦楽四重奏曲ハ短調WAB111、の各曲の外に映画音楽からモリコーネ作曲「ニュー・シネマパラダイス」よりトトとアルシード、日本の曲から「荒城の月」「川の流れのように」も演奏頂きました。参会者にも大変好評で、幹事団、事務局一同、企画は大成功であったと喜んでおります。
今回の企画の狙いの一つに、今期幹事会の目標とした女性会員の掘り起こしに役立てたいということもありました。会則を改正し、女性の方の入会基準を緩め、又配偶者の方を準会員として迎え入れることに致しました。当日の出席者は160人と多数で、女性の出席者も30人以上となり、この点でも当初の目的を達成しました。準会員も早速14名の方の登録を頂きました。
新日本フィルのパトロンの募集も紹介し、クラシック音楽に興味のある方への入会の案内も致しました。本拠地であるトリフォニーホールの他、サントリーホールでの定期演奏会や小コンサートの案内、優先予約ができるそうです。
初めての試みでもあったので、大変盛り沢山の内容をお願いしましたが、あっという間の2時間でした。(時間がなく折角用意したアンコール曲も「八木節」一曲しか演奏できなかったのが少し残念でした。因みに他の一曲は「星に願いを」の予定でした)
(文責:寺尾)