日 時 | 2009年12月16日(水)16:00~ |
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場 所 | 丸紅株式会社 大阪支社2F講堂 |
講 師 | 國定 浩一 大阪学院大学教授 |
演 題 | これからどうなる日本経済 |
台風18号襲来のため当初10月上旬の予定が大幅延期の開催となったが、多数の社友の方々のご出席をいただき、まずはほっとする。また、急遽変更を快くご承諾いただいた國定先生に感謝申しあげたい。
國定浩一氏(写真):大和銀行専務、大和銀総合研究所社長歴任。現在、関西経済同友会海外交流委員会共同委員長、関西テレビ、読売テレビのニュース番組のレギュラーコメンテーターなど多方面で活躍されている。また、熱烈な阪神タイガースファンとしても有名で同球団応援団の役員も兼任されている。
≪講演の要旨≫
*今回の世界経済不況は、“リーマンショックに端を発する”は間違い。一証券会社の破綻を助けなかったという小さな経済現象に閉じ込めることで大きな罪を隠し、リーマンだけを認めるというアメリカ方式が罷り通ったもの。証券業界が創生したサブプライムローンの破綻が原因。すべての数字がそれに合致する。
最後に満を持して阪神タイガースファン気質の話。なんの衒いもなく黄色の半被を着て電車や飛行機に乗り込み球場に向かう。所詮応援団にも拘らず、自ら監督、選手になったつもりで大声を張り上げる。巨人ファンと違い、観戦ではなく参戦、趣味ではなく生活の一部と化した行動体系。それでいて、TVをつけるときは、“今日も負けているのでは”という“不安”からスタートする “心優しさ”を有する。などなど、タイガースファンの一人納得、一人合点の楽しい話が目一杯続きました(他球団ファンの方々すみませんでした)。
(文責:岡田正信=阪神タイガースファン)